こんにちは。ともくんみゅーじっくすたじおオーナーのハラッパです。
今回は、現在小学3年生のAくんのお話を紹介させてください。
Aくんは、自閉症とADHDの診断がある男の子。
4ヶ月前、お母さんからこんな体験レッスンのお申し込みメッセージをいただきました。
小学校3年生の息子がドラムに興味を持って、ドラム教室を探しています。
息子には自閉症とADHDがあります。器用ではない、教えてもらったことを習得できるか分からないことや、感情のコントロールが、そもそもレッスンを積極的に受けられるか心配なこともあるが…
興味を持った事に挑戦させて頂きたいと思っております。
正直に不安を打ち明けてくださったこのメッセージに、私はすぐに「ぜひ来てください!」とお返事しました。
ドラムとの出会い:ジュラシックパークから始まったレッスン
教室に来たAくんは、最初から「ジュラシックパークのテーマを叩きたい!」と元気にリクエスト。
実は彼、大の恐竜好き。ドラムと同じくらい、いや、それ以上かもしれないくらい恐竜を愛しています。
レッスンでは、視覚的に覚えるのがとても得意なAくん。ともくんが見本で叩いたパターンをすぐに真似して叩くことができ、私たちも驚かされました。

そして毎回、教室に来ると大きな声で「こんにちは!」と挨拶してくれます。
そんなAくんから、ある日ふいに出た言葉がこちら:
「3度の飯よりドラムが好き!」
恐竜カルタでリフレッシュ
実は、レッスンの中では「恐竜カルタ」の時間も取り入れています。
おしゃべりが大好きなAくんは、恐竜の特徴や歴史を、本当に細かく教えてくれます。
私がしっかり耳を傾けて聞くと、とても嬉しそうな表情を見せてくれます。
こうした「ドラム以外の時間」も、Aくんにとっては大切なリフレッシュ。
この時間を通じて、気持ちが整い、また集中してドラムに向かえるようになります。
そしてついに、ミニ発表会へ
そんな積み重ねの4ヶ月──
先日、お母さんと私たち講師だけのささやかな発表会を開催しました。
最後までしっかり叩ききったAくんは、とても満足そうな表情を浮かべていました。
お母さんも、その姿に思わず感動の涙。
動画を撮りながら「パパにも見せなきゃ!」と嬉しそうにしていたのが印象的でした。

発表会の最後には、こんな微笑ましいひと言も。
「お母さん、電子ドラム買ってください!」
ドラムが、大好きになったからできたこと
Aくんがここまで来られたのは、「ドラムが本当に好き」になったからだと思います。
最初は「できるか不安」とお母さんがおっしゃっていましたが、今ではレッスンが待ちきれない様子で通ってきてくれています。
発達特性があっても、「好き」という気持ちを大切に育てることができれば、子どもたちはこんなにも力を発揮するんだなと、私たちも日々学ばせてもらっています。

もし、同じような不安を感じていたら…
「うちの子にできるかな…」
「落ち着いてレッスンを受けられるかな…」
そんな風に感じているお母さん・お父さんへ。
私たちの教室では、その子に合わせたペースと方法で、ドラムを一緒に楽しんでいける環境を整えています。
まずは一度、体験レッスンにいらしてみませんか?
Aくんのように、「ドラムが大好き!」になるきっかけが見つかるかもしれません。

板橋区のドラム教室「ともくんみゅーじっくすたじお」
営業時間:10:00から21:00
※生徒様に合わせた時間で対応可能
定休日 不定休
事務所:東京都板橋区南町23
教室には板橋区、豊島区、練馬区、文京区、北区、新宿区、中野区、渋谷区、目黒区、荒川区、江東区、江戸川区、中央区、世田谷区、調布市、西東京市、武蔵野市、さいたま市、志木市、朝霞市、川崎市、横浜市、藤沢市、鎌倉市、松戸市、越谷市などから生徒さんが通ってくださっています。

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