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障害児が曲に合わせてドラムを叩けるようになった!その過程とは?

障害児が曲に合わせてドラムを叩けるようになった!その過程を教えて?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。

本記事の内容

障害児がどうやって曲に合わせてドラムを叩けるようなったのか、その過程をまとめてみました。

1どんな曲にしようかを決める 練習した曲♪ ①いきものがかり「ありがとう」

2どうやって叩こうかを決める 練習した曲♬ ②MIWA「365日」

3ここだけはポイントとなる個所を決める 練習した曲♫ ③木村カエラ「Butterfly」 

この内容についてお話していきます。

この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、つらい時期を過ごしていた時に、たまたま7歳で習い始めたドラムで大きく成長し、人生に自信をつけさすことができた私たち家族がお答えします。

お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。

また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。

目次

どんな曲にするか決める

「曲に合わせて叩きたい」ドラムをやっていれば誰でもそう思うのは当然。

じゃあ、ともくんには何を叩いてもらおうかな?

始めた頃のともくんは、まだ何の曲をやりたいのかは自分では分からず、まして主張することもできない。とりあえず、やさしめのゆっくりした曲がいいかなと私の方で選曲。

(以後、選曲は基本的に私のほうで行うことに)

そこで、当時活躍していた「いきものがかり」から「ありがとう」を選曲。

私がファンクラブに入っていたとのこともあり、家や車の中でもよく流していたので、耳に残ってイメージしやすいかと。

また、「今ドラムができているのはみなさんのおかげ」という感謝の気持ちも伝えたかったのでこの曲を選びました。

それでは以下の動画をご覧下さい。初めて曲に合わせて演奏した当時の模様です。何をどうしていいのかわからず、おっかなびっくり!

いきものがかり「ありがとう」を演奏する様子

これが楽しいのかも分からず、ただやらされてるよう感じではありますが、しっかりと要所のフィルインはできていたりで、表情だけでは気持ちを理解するのは難しく・・・

⇒関連記事 無表情で感情表現ができない息子!悩みながら私がやった接し方とは?

どうやって叩こうかを決める

リズムに合わせて好きなように叩いているだけでは成長はできない。

ところどころで、ここではこうやって叩こうと覚えさせることに。例えば、最初の部分は早目のリズム感で叩き、途中ゆっくりにしてみたり、サビではシンバルを多めに入れたりなど、曲の雰囲気に合わせて叩くようにしました。

それでは以下の動画をご覧下さい。このMIWA「365日」は2曲目。叩いている様子に注目!

MIWA「365日」を叩いている様子

1曲目の「ありがとう」の時とは違い、だいぶリズム感が出てきた感じで、表情もずいぶん柔らかくなり、楽しんでる様子が伝わってくるでしょうか。

先生に言われた部分の叩き方も徐々に理解しはじめ、言葉はうまく話せなくても気持ちが伝わる関係になり、見よう見まねで叩けるようになってきました。

ここだけはポイントとなる個所を決める

毎回曲の中で、必ずここはポイントとなる個所をしっかり決めてから叩くようにしました。課題とした部分をしっかり認識させるためです。

そして今回選んだのは、木村カエラ 「Butterfly」 いよいよ3曲目です。

特にメロディとメロディの間をうめるフィルインをポイントとしました。

秘蔵映像を限定公開でアップしましたので、ぜひこちらをご覧下さい。

木村カエラ「Butterfly」を叩く様子 

「タカタカタカタカシャーン、シャーン」きれいに決まっています!

1曲目と2曲目を比べてみて下さい。こんなに変わりました。

・ドラムの叩き方に力強さが出てきたこと

・早いリズムに手が追いつけていること

・メロディに合わせて叩けるようになってきたこと

・足のバスドラムもしっかり音が出せるようになったこと

・何よりも笑顔が見られるようになったこと

こんなに変化があって、本当に嬉しくなったのを今でもよく覚えています。

初めてここに来た時のあの泣きまくってた姿が今となっては懐かしいですね。

⇒関連記事 発達障害を持つ子供とはじめてドラム教室に行った時の様子とは?

最後にお伝えしたい事

曲に合わせてドラムを叩く

ドラムを始めた人にとっては誰でもこれがひとつの夢かと

それは健常児、障害児でも全く同じ

できるようになるまでのペースはそれぞれ違っていいし、何よりもできた時のその喜びを感じて欲しい。あせらずゆっくり、その子にあった練習法や進め方を考え、伸ばしていけたらいいなと思います。

そんな子供のドラムを通じて発達支援を積極的に行っているのがともくんみゅーじっくすたじおです。ぜひ一度チェックしてみて下さい。みなさんのお役に立てると信じています。

【発達障害・自閉症の子の習い事】安心して通える東京板橋区のドラム教室「ともくんみゅーじっくすたじお」

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

⇒次を読む 障害児でもみんなとのセッションに参加できたよ!その時の様子は?

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この記事を書いた人

2022年5月に「発達障害・自閉症の子供たちを応援する活動がしたい」との思いからドラム教室を立ち上げたオーナーです。自閉症ドラマーとして活動している息子と都内に家族3人で暮らしています。私が目指すのは、ドラムを通して子供たちが自分に自信を持てるようになったり、新しい一歩を踏み出すことの後押しをすること。息子がドラムで大きく成長できたように、たくさんの子供たちの成長をサポートし、喜びが分かち合える教室にすることが目標です。

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