え!どうやって リズム感つけたの?子供に教えて試した具体的方法とは?
こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。
✔本記事の内容
どうやってリズム感をつけたのか?その具体的方法をご紹介します。
1メトロノームを使っての方法
2リズムを口に出してみる
3手でひざを叩く
4両手で横にしたスティックを持たせ、そのスティックを叩き振動を伝える
5好きな音楽を聴かせる
この内容についてお話していきます。
この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、つらい時期を過ごしていた時に、たまたま7歳で習い始めたドラムで大きく成長し、人生に自信をつけさすことができた私たち家族がお答えします。
お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。
また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。
メトロノームを使っての方法
「ピッピッピッピッ」と鳴るメトロノーム。ともくんは特にこの音に敏感です。
メトロノームを使ってリズム感を覚えさせるのは定番です。パット練習の時、ともくんも最初はこの音に合わせるというのがよくわからかったのですが、先生が注意をうながし、しっかり音が鳴るタイミングとパットを叩くタイミングを見せてあげることで、徐々に理解をしていきました。もちろん、どうしてもズレてしまうこともあります(今でもよくあります)。ただ繰り返しやることで耳への集中力もついてきますので、必ずできるようになってきます。
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ポイントは、始めはゆっくりのテンポ60ぐらいからはじめ、徐々に上げていくのがおすすめです。
リズムを口ずさんでみる
正直、このやり方が一番効果があると思います。ともくんにもこのやり方をたくさん教えました。うまくできない時はまずは口ずさんでみましょう。
例えばジャンベの練習の時に「ワン、ツー、スリー、フォー」の代わりに
「ドン、ドン、パン、ツ、ドン、ドン、パン、ツ、」など
口で言えると、それに合わせて手も動くなるようになります。今でもそうですが、ちょっとズレそうだなと感じる部分は、口ずさみながら必ずやるようにしています。また声を出すというのは、口や耳にも刺激を与えるので、とても良いことかと思います。みなさんもだまされたと思って、ぜひやってみて下さいね。
手で足のももを叩く
この方法は、手と足に刺激を与えることでリズム感をつける方法です。普通に座った状態で右手右足、左手左足にセットし、右、左、右、左などリズムに合わせて手で足のももを叩きます。そのときに「ドン、パン、ドン、パン」と口ずさみながらやるとより効果が出ます。ともくんの場合、いつもドラムレッスンに行くときの車の中で、先ほどのメトロノームや音源を流して必ずこれをやっていきます。とてもイメージするには良い練習になります。この方法は、例えば電車に乗った時や何かの待合室で待ってる時など、比較的どんなシーンでもできますので試してみて下さい。ただし動きは小さめで!
両手で横にしたスティックを持たせ、そのスティックを叩き振動を伝える
これはドラム特有の練習方法です。よく先生がともくんに感覚を養うためにやっていた方法です。まずともくんにスティックを両手で横にして持たせ、先生がスティックでそのともくんが持っているスティックを叩きます。ともくんは、先生のスティックの動きを目で覚えて、手でその振動を感じます。音も印象的に残るので、効果はとてもありました。感覚的にリズム感をつけていくには、とても良い方法だと思います。
好きな音楽を聴かせる
たいていの音楽にはリズムはありますので、好きな音楽を聴かせて何となくでもいいのでリズム感を意識させると良いかもしれません。親子で一緒に音楽を聴いて、手でリズムを取って上げたりすると感覚がつかめるようになると思います。
うちの家族も音楽番組を見てよくリズムを取って上げたりしました。慣れてくると、ドラムのリズムパターンもわかってくるようになってきます。まずは色々な音楽に触れ、リズムを少し意識して聴いてみましょう。
最後にお伝えしたい事
リズム感がついてくると音楽って本当に楽しいものになります。
リズム感が必要なドラムをやる醍醐味は、まさに音楽に合わせて叩けるようになること。きれいに音楽にはまって叩けるとこんな気持ち良いものはないと思います。そのために、まずはしかっりリズム感をつけましょう。ともくんもこれらの方法でリズム感をつける事ができ、本当にドラムを楽しめるようになりました。ぜひ今回お伝えした方法がご参考になれば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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