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障害を持った子がドラムを習い始めてこんな変化が見られました!

障害を持った子がドラムを習い始めてどんな変化が見られたの?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。

本記事の内容

障害を持った子がドラムを習い始めてどんな変化が見られたのか、まとめてみました。

1.笑顔が多くなった

2.落ち着いて先生のレッスンを受けられるようになった

3.自分で音楽に合わせて叩けるようになった 

4.個性が出てきた

この内容についてお話していきます。

この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、つらい時期を過ごしていた時に、たまたま7歳で習い始めたドラムで大きく成長し、人生に自信をつけさすことができた私たち家族がお答えします。

お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。

また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。

目次

笑顔が多くなった

ドラムが叩けるようになって、ひとつひとつの課題ができるようになったり、教えられたことができて、ほめられることが増えたことにより、本当に笑顔が多く見られるようになりました。以前のともくんは、無表情が当たり前。全く多くの事に関心を示さず、何の表情もなかった子供が、こんなにひとつの事にはまってくれて楽しさを表現してくれるようになったのが、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

課題ができて満足な笑顔

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ドラム始めた頃は泣きじゃくって不安でいっぱいでしたが、続けてきて良かった・・・

こんな日が来るのをどこかで期待していたかもしれません。

子供に合うものが見つけられて、支えてくれたみなさんに感謝の気持ちしかありません。

この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

⇒関連記事 発達障害を持つ子供とはじめてドラム教室に行った時の様子とは?

落ち着いて先生のレッスンを受けられるようになった

これも信じられないくらいの成長です。当初は、パット練習の時なども、集中できず、好き勝手に叩いてた頃もけっこうありました。ドラムセットの時も、言った事と全然違うことをやったり、言うこと聞かず、めちゃくちゃ叩いてた時もありました。

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しかし、繰り返し繰り返し諦めずに寄り添うことで、だんだん心のコミュニケーションはつながっていきました。そしてレッスンも、先生の話しをしっかり聞けるようになり、言われた事を素直にできるようになるまで成長できました。振り返ると、やっぱ教え方なのかなと思います。ひとりひとりの子に合ったレッスンの大事さをとても学びました。

落ち着いてレッスンを受ける様子

自分で音楽に合わせて叩けるようなった

小さい頃からともくんは、暇さえあればスマホを片手に音楽を聴くのが好きでした。そして音楽を聴く時は、必ず首を振りながらリズムを感じていた様子が見られました。もしかしたら頭の中でドラムが鳴っていたのかもしれません。それが影響しているのか分かりませんが、音楽に合わせてドラムを叩く、そのイメージ力は何となくできるようになっていました。

レッスンの時も

先生
先生

じゃあともくん、この曲叩いて見せて

と言われて音楽を流してみると、それなりに考えて叩けるようになっていました。当時、その発想力に先生も驚かされたこともあり、その一例の動画がこちらです。

自分で考えて叩く様子
先生
先生

悪くないね!

ほめられて最後に笑顔になった様子がとても微笑ましいですね。

ともくんの発想力のすごさを感じた一瞬でもありました。

個性が出てきた

この頃から色々な面で個性が出てきました。

技術の面からいくと、得意なテクニックのひとつが「タム回し」

これは本当に好きなんでしょうね。今現在でもかなり多様しています。

タム回しをひとつの武器として見せ場をつくるドラムテクニックを作り上げたようです。

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『タム回し』とは、「複数のタムを連打するパターン、移動を伴うタムの連打フレーズ」のことを表現します。

タム回しをする様子

手を早く動かすのはともくんの得意技。発表会などでも、みんなからほめられるようになりました。

それからもうひとつの個性としては力強さ。この時はまだそれほどではありませんが、徐々にいつも振り切る感じのスタイルになっていきます。おそらく一生懸命さから来るのではないかと思いました。前向きに取り組む姿勢、常に全力、これがドラムに個性を持たせたのかもしれません。

最後にお伝えしたい事

「何かを始めたことで大きく人生が変わった」ということは、もしかしたらみなさんも経験あることかと思います。

ともくんにとってのドラムはまさにそれでした。

ドラムによって、こんなに子供が変わって成長してくれるとは夢にも思ってませんでした。

きっかけって大事ですよね。

「親の仕事は、その子供の才能や得意なものを見つけてあげること」

などと、よく耳にすることがあります。

たまたまそれをは見つけられたのかもしれません。

せっかく見つけた才能。

これからもその才能を生かせるように全力でサポートしていきたと思います。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

2022年5月に「発達障害・自閉症の子供たちを応援する活動がしたい」との思いからドラム教室を立ち上げたオーナーです。自閉症ドラマーとして活動している息子と都内に家族3人で暮らしています。私が目指すのは、ドラムを通して子供たちが自分に自信を持てるようになったり、新しい一歩を踏み出すことの後押しをすること。息子がドラムで大きく成長できたように、たくさんの子供たちの成長をサポートし、喜びが分かち合える教室にすることが目標です。

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