子供を特別支援学校に通わせ始めた時、どんな様子だったの?やっぱ不安だった?
こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。
✔本記事の内容
子供を特別支援学校に通わせ始めた時の様子とその時の親の気持ちについてまとめてみました。
1.通学バスに乗るまで不安でいっぱい
2.学校で授業受けられてるのか心配
3.毎日、先生からの日記を見て様子を確認
4.徐々に慣れてきたようで少し安心
この内容についてお話していきます。
この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、手探りで子育ての経験をしてきた私たち家族がお答えします。
お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。
また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。
通学バスに乗るまで不安でいっぱい
特別支援学校の場合、学校までは各方面からバスが出ているケースが多いようです。幸いにしてうちの場合は、歩いて5分ぐらいのところまでバスが来てくれるので送り迎えは本当に楽でした。
ただ、バスの乗り場までの道のりは車の交通量が比較的あり、うっかり飛び出すようなら大参事になることも十分あり得ます。近いといってもやはり一人で行かせるのは無理。注意力がどうしても散漫しているので、危険を察知する能力も弱く常に手をつないで歩いていかなくてはいけない。そして家からバスに乗るまでの間は、いつも子供と離れる不安な気持ちにいっぱいになる・・・
何かあったらどうしよう・・・
初めてバスに乗っていくときのともくんの表情が忘れられない。親もと離れてどこか知らない所に連れ行かれるあの不安な表情、乗るまでに泣きじゃくった思い出、見捨てられた感を感じさせる親への視線・・・
今でも走馬燈のようによみがえってきます。怖かっただろうし、不安だったろうし、本当によくバスに乗って通ってくれたなあと心から思います。勇気をありがとう。
学校で授業受けられてるのか心配
学校へ行ってしまうと、当然その様子などわからない。先生の言うこと聞いてるのか、言われたことできているのか、お友達と仲良くできているのか、ふとした時に気になってしまう。いつもそばにいることが当たり前の息子がいなくなっている間の不安、大丈夫なのか、ついつい余計な事を考えてしまう。親バカと言われるかもしけれないが、みなさんもきっと同じではないでしょうか。
子供が手から離れて自由になる時間はできるが、いつ何か起こして電話が来るかという不安もつきまとう。慣れるまでは、精神的には落ち着かない時期もありました。
毎日、先生からの日記を見て様子を確認
担任の先生とは毎日、日記交換をします。先生の方では学校での様子や出来事などを書き、私の方では家庭での様子や連絡事項などを書き、毎日情報交換をします。先生からの日記を見ると、今日起きた具体的な出来事などが細かく書かれています。例えば、音楽の時間でドラムを叩いてあげ、みんなのヒーローになったことや給食当番や掃除当番を率先してやったこと、個別学習でこんなことができるようになったなど、しっかり日記を通じて教えてくれます。それを毎日見るのがとても楽しみでした。
そしてその日記をもとにともくんに「今日の学校はどうだった」と聞くと、かたことながら話してくれ学校でやったことなどを教えてくれます。この日記帳は大いに役に立ちそうですね。
徐々に慣れてきたようで少し安心
1,2か月経ってくると学校の雰囲気にも慣れて、学校に行くのが楽しみとなっていました。家にいるより、お友達も学校に行くとたくさんいるので、同じような感覚で遊べるようになったからだと思います。
バスに乗る時も元気よく添乗員さんにあいさつをして、決められた席に座り、出発する際にこっちに向かって手を振ってくれる余裕も出てきました。嬉しいですよね。楽しんで学校に行ってもらえるなんて。日記の中身を見ても、特に問題になるようことはほとんど書かれることもなく、学校での生活を楽しんでいるのが感じられました。
最後にお伝えしたい事
どんな学校か分からないところに、初めて子供一人で行かせるというのは不安でしかたないですよね。
これはどこの家庭でも同じではないでしょうか。親もそうですが子供はもっと不安だと思います。不安な気持ちを少しでも取り除いてあげるようにできることはやりたいですね。ちょっとした声掛けなども効果がありそうです。毎日温かく送り出し、帰ってきたら今日の様子を聞いて、先生からの日記をチェックし、何か変わった変化がないか気づいてあげましょう。最初は心配で仕方ない時も出てくるかと思います。あまり考えすぎるのも良くないので、学校と子供を信じてあげるのも必要そうです。
少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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