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発達障害を持つ子供とドラム教室に通って、本当にドラム叩けた?

発達障害を持つ子供とドラム教室に通って、本当にドラム叩けたの?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。

本記事の内容

1.ドラム教室に通ってドラム叩けたのか

2.ドラムセットに座るまでの道のり

この内容についてお話していきます。

この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、つらい時期を過ごしていた時に、たまたま7歳で習い始めたドラムで大きく成長し、人生に自信をつけさすことができた私たち家族がお答えします。

お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。

また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。

目次

ドラム教室に通ってドラム叩けたのか

ハラッパ
ハラッパ

結論から言います。叩けました。

だだし、叩けるようになるまで時間はけっこうかかりました。

以前の記事でお話したように、初めてドラム教室に訪れた時に、ひたすら泣きまくって終わったあの日から「10回来て、何も変わらなかったら諦めよう」と気持ちを整理し、当時通い続けていました。

思い出すと5回目までぐらいは、あいかわらず先生の叩くドラムの音にびっくりして泣いたり、雰囲気になれずびくびくしてたり、何をやらせられるのかとの不安な表情ばかりしていました。

それでもレッスンの中で、スティックを持って軽く手を回す運動したり、ドラムパットにに向かって叩いてみたり、先生の見よう見まねでマネをすることが少しずつできてきました。そして、先生と同じことができると、時々笑顔も見せれるようになり、徐々にではありますが心が落ち着いていく様子が感じとれました。

またレッスンでは、音に慣れたり、リズム感を養うために、ジャンベという西アフリカ起源の太鼓をよく先生は使っていました。この大きなジャンベを2人で順番に叩くことで、お互いの距離感も近くなり、リズム感も肌で感じることができ、ともくんも面白がるようになりました。とても効果があったように思います。

このように色々なやり方を工夫することで、ともくんにとって少しづつ安心していられる空間になってきました。

ジャンベを叩く様子

ドラムセットに座るまでの道のり

先生
先生

よし、じゃあともくん、ドラムセットいこうか

ある程度のドラムパットの練習やジャンベなどの時間が過ぎると、このように先生が声をかけます。

当然はじめは抵抗がありました。どんなものか分からないから・・・

先生が軽くリズムをきざんで優しく叩いてくれます。それをともくんは、遠くで耳を押さえながら見ています。興味はある表情です。先生に「こっちで見てごらん」と言われ、一緒に手をつないでそっと見に行くと、先生の動きをひたすら不思議そうに見ていました。この時点で、興味はかなりふくれ上がったようです。落ち着いてきた様子をみて、あらためて先生から

「やってみようか」と声がかかると、恐る恐るですが椅子に座ることができました。

ドラムセットに座った時の様子

座れたことに、まずはみんなで拍手をして盛り上げました。

ともくんは手でドラムセットをポンポンと触って音を出し始めました。

「ともくん、これで好きなように叩いていいよ」と先生に声をかけられ、スティックを渡されると、おっかなびっくりにスネア、タム、シンンバルを小さな音で叩き出しました。何と音が出るたびに面白くてしょうがない様子になりました。

きっとおもちゃ感覚に楽しんでいるのでしょうか。

ここまでたどり着いたのが、おそらく4回目ぐらいだったかと思います。

とにかくドラムの楽しさをここで知り始めました。ちょっとずつ慣れかしていった結果が実り、ほっとした瞬間でもありました。

この後、ドラム教室に通うことがますます楽しみになっていきます。この様子は、また別の記事でご紹介したいと思います。

⇒関連記事 発達障害を持つ子供でもドラムレッスンはちゃんと受けれたの?

最後にお伝えしたい事

何でもそうですが、はじめて経験する、はじめて何かをやる、はじめての場所に行く、

こういった時、誰でも不安はつきものです。

大人の私でも、そういった時に不安になることは当然あります。ましてや子供となると、さらに不安は増すでしょう。不安だから何もやらない、もちろん、そのよう選択肢もあります。

でも、やってみないと始まらないわけです。今回の泣きまくってたケースのように辛いシーンもあるかもしれません。ただそれはやってみて分かったわけです。何もしなければそんな経験もせず楽なわけですが、何も変わらない現実が待っています。

新しい子供の可能性を見つけるには、頭で考えるのも重要ですが、親がしっかり寄り添って、まずは行動してみるというのが大事なことなのかなと思いました。

ぜひご参考になれば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

⇒こちらも読む 早く上達したい!家で練習したい!おすすめな電子ドラム5選!

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この記事を書いた人

2022年5月に「発達障害・自閉症の子供たちを応援する活動がしたい」との思いからドラム教室を立ち上げたオーナーです。自閉症ドラマーとして活動している息子と都内に家族3人で暮らしています。私が目指すのは、ドラムを通して子供たちが自分に自信を持てるようになったり、新しい一歩を踏み出すことの後押しをすること。息子がドラムで大きく成長できたように、たくさんの子供たちの成長をサポートし、喜びが分かち合える教室にすることが目標です。

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