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無表情で感情表現ができない息子!悩みながら私がやってみた接し方とは?

いつも無表情で感情表現ができない息子さんに、どんな接し方をしたのか教えて?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。

本記事の内容

1.無表情で感情表現がないことにより困ったこと

2.どんな接し方をしたのか

この内容についてお話していきます。

この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、手探りで子育ての経験をしてきた私たち家族がお答えします。

お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。

また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。

目次

無表情で感情表現がないことにより困ったこと

ママ
ママ

ともくんは、いつも無表情なため、本当はどんな感情を持っているのかわかりませんでした。

例えば、前をしっかり見ず、壁に思いっきりぶつかった時がありました。その時どうだったか?

とても痛かったはずなのになぜかケロリと・・・おでこから血が出てると親は大騒ぎ・・・

ケガしたにもかかわらず、痛いとの感情表現ができず、どうなってるのかが分からない状況。

普通の子でしたら、痛がったり、泣いたりと、わめき散らすところでしょう。ともくんの場合、感情表現するどころか全く無表情の状態。変化を読み取るのが本当に難しい思いをしました。

このケースはまだ親が近くにいたから良かったのですが、当然いないケースに起きることもしばしばあります。

よくあったケースが、保育園や学校に通ってた時に、帰ってくるとなぜか足や腕に青あざを作ってくるケース。「どうしたの」と聞いても当然分からないし、答えられない。慌てて学校に連絡して何があったか確認したり、連絡帳に書いたりして状況確認に慌てふためく日々。だいたいいつも、どこかで転んだり、ぶつかったりで、ケガをしてくることが多い。時には血を流して絆創膏を貼って帰ってきた時もあり唖然。そんなことがあるとますます心配が絶えない状況に・・・

ママ
ママ

お友達に叩かれたり、物をぶつけられたりしても平気で無表情でいるので、それがエスカレートしていくことがあり、毎日心配でした。

ともくんの場合、当時通っていたデイサービスでこのような事がよく起きていました。デイサービスは、多くの人数を少ない人数の先生で見るケースがけっこう多かったようで、どうしても先生の目が行き届かなくなることが増えてしまいます。中には暴力的な子もいました。当時おとなしかったともくんは、よくボールをぶつけられたり、物で叩かれたりし、いつもたんこぶやあざを作って帰ってることがありました。先生にお願いし、時間帯を変えたり工夫してみましたが、残念ながら改善できなかったので、その時は辞めさせることにしました。

ママ<br>
ママ

何を欲しているのか、いつもわかりませんでした。

お腹空いた、眠い、暑い、寒い。 う~ん、何をどうして欲しいのだろう?

わからない・・・ 感情が汲み取れず、だんだんイライラ感が出てしまい・・・。

しかしイライラしたところで何もならない。わかってるけど・・・

冷静になり、できることといえば何? とにかく丁寧に対応していくしかないかと。

ともくんの小さい頃は、何を聞かれても基本的に「はい」しか言えない。

表情や言葉だけでは理解が難しい。

どう対処していくは、ただ様子をみて判断していくしかありませんでした。

どんな接し方をしたのか

ママ
ママ

その場の状況に応じて、こう感じているだろうということを予測し、それにあった声かけをしました。。

例えば、ともくんがケガして帰ってきた時は、「痛かったね、泣きたかったね」と、ともくんが感じただろうと思われることを代わりに口に出してあげるようにしました。そして「よく我慢して帰ってきたね、泣かずにえらかったね」と、とにかくほめてあげる!これは、嬉しいと思わせる感情表現を引き出すためにやりました。

また、親のうっかりで熱いものを口にしてしまう時もあったのですが、その時は「熱かったね、ごめんね」や、手をつないで歩いてて、親のペースに合わせて引っ張ってしまた時には「ごめんね、痛かったね」など、気持ちを素直に伝えることも意識してやりました。

そして、そのようなことをひたすら続けていくと、徐々に表情に変化が現れてきました。小学校高学年ぐらいからだったでしょうか。「泣く、怒る、笑う」など感情表現が出てくるようになりました。感情表現が出てきた時は、いつも「ありがとね、教えてくれて」と、とにかくほめてあげました。

最後にお伝えしたい事

無表情で感情表現がないのは、素直でおとなしくて良い子と言われるケースがあります。ともくんもまさにそうでした。

よく普通の子がやる家を走り回ったり、物を投げたりなどすることは全くなく、本を見つけては静かに自分の世界に入り、いつも無表情で落ち着ていると言われることが多かった気がします。

ただ、落ち着いているのはいいのですが、やはり普通の子とは違い、笑顔が全く見れないのがとにかく辛い。いくらかまっても、話しかけても全く反応なしなので、どうすれば良いのか毎日悩んでいたのも事実。

調べてみると、無表情で感情表現ができないのは、自分の中に感情がわいていても、それを表現するのに時間がかかっているとも言われています。

いつも返事が「はい」しかない。これは何を言われたのか分からないためか、もしくはそれを理解するまでに時間がかかっているようで、いったん返事をするそうです。

よって、何も言わないからこの子は何でもOKと思われると、とにかく大変なことになる!

※サッカー教室に通ってた時、何も言えなかったため、シュート練習で順番で並んでてもお友達に前に入られてしまい、シュート練習ができなかったことがありました。もしかしたら優しい性格で譲っていたのかもしれませんが、本当はやりたいという感情があったのかもしれなく・・・

⇒関連記事 え!通ってみてどうだった?障害児対象のサッカー教室

大人に必要なのは、うわべだけの受け止め方をせず、しっかりこういう子供の特性を理解し、状況を見て行動してあげることかと思います。少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

⇒次を読む 落ち着きがなく、いつも走り回る子供!親として心がけたことは?

子供の発育を伸ばすおすすめなものについては、こちらの記事で紹介しています!

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ぜひチェックしてみて下さいね!

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この記事を書いた人

2022年5月に「発達障害・自閉症の子供たちを応援する活動がしたい」との思いからドラム教室を立ち上げたオーナーです。自閉症ドラマーとして活動している息子と都内に家族3人で暮らしています。私が目指すのは、ドラムを通して子供たちが自分に自信を持てるようになったり、新しい一歩を踏み出すことの後押しをすること。息子がドラムで大きく成長できたように、たくさんの子供たちの成長をサポートし、喜びが分かち合える教室にすることが目標です。

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