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えっ!そこにそんなこだわりが!発達障害を持つ息子のこだわり5選

そんなにこだわりがあるの?具体的にどんなこだわりなのか教えて?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。

本記事の内容

発達障害を持つの息子の欠かせないこだわり5つの行動!

1.アニメのクリアファイルをいつどんな時でも持っていく

2.毎日1回はシーチキンご飯を食べる

3.スマホを触らないと落ち着かない

4.床屋さんには行けず、親のカットしか受けつけない

5.ハミガキは最後に仕上げをやってもらわないと終わらない

この内容についてお話していきます。

この記事は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断された息子を持ち、親としてどう導いたらいいのか、手探りで子育ての経験をしてきた私たち家族がお答えします。

お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に発達障害者と共に生きる人間について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。

また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。

目次

1.アニメのクリアファイルをいつどんな時でも持っていく

私が何気なくともくんに渡したアニメのクリアファイル。それはたまたまコンビニのおまけで付いてきた「アニメけいおん!」のファイル。こんなのもらえたよ!と渡したのが始まり。

その日から、このファイルを大事にカバンに入れるようになり、暇さえあれば意味もなく眺め、本と一緒に並べて遊ぶのが楽しみとなっていました。

まさかそんなにはまるとは思ってなかったので、それなら別のシリーズ(当時流行っていたラブライブやBanG Dream!)のも買おうかと、ネットで購入したり、アニメイトに行ってみたりしていくうちに、クリアファイルが数え切れないほどになってしまいました。枚数でいったら50枚以上。ついつい子供が喜んでもらえるならと思ってしまうと、衝動的に買ってしまう始末で・・・

そして、それをどんな時でも持っていこうとするので、いつも大荷物になって・・・

「カバンに入らないから今日は20枚まで」と言い聞かせたりするのが大変となってしまいました。

家にいるときは持っていく必要がないので、何をどうするかというと、そのファイル全てを床にキレイに並べて、ひたすら眺めています。本当に楽しんでるようで、ちょっとでも動かそうとすると不機嫌になります。飽きた頃を見はからって片づけるのが本当に大変なこととなってしまいました。

2.毎日1回はシーチキンご飯を食べる

これもふとしたことがきっかけで始まることに・・・

たまたま実家に行った時に、おばあちゃんから

おばあちゃん
おばあちゃん

「シーチキンをご飯に混ぜて食べるとおいしいよ」

と言われ、自宅の夕飯でともくんに出してみたところ、大ハマリ!

よっぽど美味しかったのか、あっという間にペロリと完食。その日からシーチキンがないと大騒ぎ・・・。

毎日1缶、1週間分をまとめてスーパーに買いに行ったり、実家から箱ごと1ヶ月分もらってきたりで常時補充することに。今でもそうですが、本当に飽きずに毎日食べます。栄養はとてもいいので問題はないのですが、大きくなった体を見るたびにシーチキンでできてる体だなと、ついつい感じてしまうこの頃です。ちなみに海外に行く機会があったのですが、その時も山ほどシーチキンを持って飛行機に乗りました。

3.スマホを触らないと落ち着かない

子供は親のマネをしたがるものです。スマホをいじっている姿を見るとやりたくてしょうがない様子。たまたまスマホを買い替えた際に、古いスマホを渡したらもう無我夢中。

電車やバス、飛行機などの乗り物やアニメを検索してみたり、音楽をダウンロードして聴きまくったりで片時も離さない状況に・・・やり方や操作方法など一切教えてないにも関わらず、なぜか使いこなしているのが本当に不思議。これも特殊な能力なのでしょうか。

今も手元にないと落ち着かない状況。ただ反面、スマホだけ持たせておけば、どんな時でもおとなしくしていれられるというメリットもありますが・・・

4.床屋さんには行けず、親のカットしか受けつけない

ともくんは、髪の毛を切るという行為に恐怖感をもっています。ハサミ、バリカンなど見たこともないもので、頭の部分で何かされるという恐怖感・・・

感受性が強いので特にその感じ方は強く、親以外は触られるの嫌がります。そのため当然床屋さんには行けません。おそらく、これからも床屋さんに行ける日が来るのかは分かりません。しばらくは親のカットで様子を見ることになるでしょう。

5.ハミガキは最後に仕上げをやってもらわないと終わらない

ハミガキは、小学校の高学年になるぐらいまでは丸っきりできませんでした。常に親がハミガキするからこっち来てと呼んでハミガキする状態。少しずつ一人でできるようにはなってはきたものの、中途半端にできてないので最後は必ず親がチェック。万が一虫歯になろうものなら、歯医者での治療となり、もっと大変なことになるので、必要以上に親がチェックしてしまうのもやむをえない状態。

⇒関連記事 虫歯から守るためのおすすめ5選!障害児の子育て15年の親が答えます

それが小さい頃からの当たり前の習慣となっていたので、ともくんも必ず最後にはハミガキセットを持って「ハミガキお願いします」と親のところに来るのが日常。ある意味で良いこだわりではあるのですが、これもいつまで続くのかと不安になったりすることもあるので、複雑な気持ちではあります・・・

最後にお伝えしたい事

大人、子供問わず、誰にでも「こだわり」はあると思います。持ち物、洋服、食べ物、日常生活の習慣にもこだわりがある人はたくさんいます。

特に発達障害を持つお子さんは、その子独自の変わったこだわりが多くあるようです。そんな子供に対して周りの大人としてできることは

子供のこだわりをできるだけ否定しない

これが大事なのではないでしょうか。逆にきつく注意したりすると二次障害を生む可能性もあるかと思います。

周囲に迷惑のかからない自分だけのこだわりであれば、もしかしたら将来的に役立つこともあるかもしれません。

例えとしてどうかと思いますが、ともくんの場合、上記で書いたようにクリアファイルは持っているだけで心を落ち着かせるバロメーターとなっています。またシーチキンご飯は、偏らない栄養の取れたバランスの良い食事をとることに貢献しています。こういった自分なりのペースやコンディションを維持することに役立つことがあります。

ただし、このこだわりがずっと続いて良いのかは難しいところです。特にハミガキなどは「大人になってもまだそんなことやってるの」と感じる日がきっとくると思います。その時にどうすればいいのか?家族で改めて考える必要が出てきそうです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

⇒次を読む 親の認識ができない発達障害を持つ子供!どんなことで困ったの?

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この記事を書いた人

2022年5月に「発達障害・自閉症の子供たちを応援する活動がしたい」との思いからドラム教室を立ち上げたオーナーです。自閉症ドラマーとして活動している息子と都内に家族3人で暮らしています。私が目指すのは、ドラムを通して子供たちが自分に自信を持てるようになったり、新しい一歩を踏み出すことの後押しをすること。息子がドラムで大きく成長できたように、たくさんの子供たちの成長をサポートし、喜びが分かち合える教室にすることが目標です。

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